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愛しのアンティークの灯り 2

こんにちは。
今日は、熱中症を心配するほどの暑さでした。
我が家の庭は只今、庭師さんに入ってもらい、庭木の剪定をして頂いてます。毎年松の新芽が伸びてからのこの時期にお願いしています。今回は、庭の木全体がとても大きく伸びて大変なことになっているので、強選定をお願いしました。今日で3日目、最終日です。庭に入れないので(何しろ庭中切り落とした枝や葉っぱで、一面緑の葉の海のようです。)、私は、庭仕事はできませんから、お店でテーブルランプの写真を撮ってきました。

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この子は、前回のテーブルランプの集合写真で、舞台中央で凛とポーズをきめて立つ踊り子のようだったランプです。ドーム兄弟「ドームナンシー」のランプです。兄オーギュスト・ドームと、弟アントナン・ドームの兄弟は、エミール・ガレとほぼ同時代に活躍したガラス工芸家です。1900年のパリ万博では、大賞を受賞しています。
愛らしく凛とした小さなランプです。

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ブロンズのベースが美しく、バランスが良いので安定しています。
異なる色ガラスを混ぜ合わせて鮮やかで美しいマーブル模様を生み出すヴィトリフィカシオン技法はドーム兄弟が開発したといわれます。小さいけれど、ドームのガラスらしい存在感がありますね。

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このランプは、少し前に届いていたミューラー兄弟のランプです。
ミューラー兄弟は10人で、その幾人かはガレのガラス工房に入って修行をしたお弟子さんです。ガレやドームの作品よりも親しみやすい作品を多く手掛けていますが、技法も芸術的にも素晴らしいナンシー派としての作品を多く世に送り出しています。

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このランプもミューラー兄弟のランプです。一つ前の写真のランプもこのランプもリュネビル時代のランプです。フランス・リュネビルにガラス工場を作ってガラス工芸品を作っていた時代で、ランプの側面にエナメルによる【Muller Freres Luneville】のサインがどちらにも入っています。「Muller Freres」は、「ミューラー兄弟」という意味で使われていると思います。

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ほんのりとピンクの色ガラスが柔らかく溶け込んだ愛らしい色のガラスシェード。、ブロンズの丁寧で美しいベース。「アンティークランプ初めまして」の方にも、幾つ目かの方にも、この子の愛らしさはお家にお招きしたくなるのではないでしょうか。優しい気持ちにさせてくれるランプさんです。

まだ、いくつかのランプの写真を撮ってきたんですが、次回にご紹介させていただきます。



愛しのアンティークの灯り

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こんばんは。
先日アンティークテーブルランプが幾つか届きました。「このランプはこのテーブルに、この子はこのお部屋のこのテーブルに似合うかな。」と、配置して楽しんでいましたが、「せっかくたくさんのアンティークランプが同じ時にクレマチスに集まってくれたのだから、同じテーブルに並んだら素敵じゃないの 。」と思いました。
以前訪れたナンシー派美術館の廊下のように、素敵なガラスの作品がぎっしり並んだ様子を見てみたい。と思いました。勿論私の腕ではうまく写真に撮れません。

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ここは、息子君に頼むしかありません。
レンズを覗きながら「左のドームとミューラーが重なってるよ。」とか「右のミューラー、もっとぎりぎりに置けるかな。」とか、息子君に言われながら「あ、ちょっと待って、このミューラー奥にしたい。」などと、配置にこだわってようやく「これで良し。いいね。」
と、撮ってもらったのがこの写真です。
中心に置いたオレンジのドームを中心に、まるで舞台に並んだ踊り子たちのようです。それぞれ一つずつとても美しく、初夏のようなこの日の午前の光を浴びて、やわらかく輝いています。
眺めているだけで、うっとりと幸せな気分です。

それで、急に思いついたのです。
「【アンティークの灯り展】をやりたいな。」と。来月後半くらいから。
この美しく柔らかな灯をぜひ見て頂きたいなと思いました。「こんなにたくさんのランプさんたちが一度に集うのはあまりないので、ぜひいろんな子を見て頂きたいな」と。どの子がどのテーブルやお部屋に似合うか、どのお皿や小物と合わせるかを考えるだけでわくわくします。

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写真を撮るついでに、庭の写真も撮ってもらいました。
急激な暑さで、開ききった薔薇たちを昨日たくさん切ってしまって、少しさびしくなりちょっとがっかりですが。

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この庭で、また来年もみんなでわいわいとお茶ができるように、庭仕事も楽しみたいと思っています。

5月は初夏の庭?

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こんばんは。
ここ数日の陽気で、庭は一気に初夏の様相を呈しています。
昨日今日と、幾つものアゲハ蝶が庭を舞っています。アオスジアゲハはいつもやって来る蝶です。庭にクスノキがあるので卵を産み付けるためにも我が家は最適なんです。(幼虫はクスノキの葉をたべますから。)カーポートのすぐ後ろがクスノキなので、さなぎがカーポートの開閉する扉に付いていて、こすれて潰れてしまわないかと心配した年もありました。アオスジアゲハはすばしっこくて写真が上手く撮れません。
上の写真はナミアゲハ(アゲハ蝶)です。
以前庭でイタリアンパセリを育てていたら、びっしりと幼虫が付いてしまい、全く使えなかったのですが、たくさんのキアゲハが羽化しました。子供たちが小学生だった頃は、一部を大きな篭にパセリの鉢ごと収めて観察したりもしたのでした。懐かしい。今日の我が家は、アゲハ蝶のオンパレードでした!カラスアゲハまで、一瞬ですが通っていきましたから。
時々我が家にも来るカラスアゲハ。食草は何でしょう。「食草はカラスザンショウなど。」だそうです。親になるとシバザクラ、ツツジ、ユリなどの蜜を吸うので、我が家にはユリの蜜が目当てなんだとわかりました。「ユリはまだ咲いてなくてごめんね。」目当てのお花がないから、さっと通り過ぎたんですね。

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このクレマチスも一気に咲き出しました。先日肌寒いような小雨の日に、庭で友人たちとお茶をした時は固い蕾でしたのに。

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ピエールドロンサールもその日は全く一つも咲いていなくて、がっかりでしたが、今はたくさん咲き出しました。植物や自然のものは、人の思い通りにはいきませんね。

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庭の奥でも薔薇が咲き出しました。この薔薇は、ホームセンターで「薔薇」とだけ書かれていたのを購入し名前がわからないままです。ずっと元気に毎年たくさん花を付けてくれるありがたい存在です。ミーシャはあちこち花で狭くなった通路を一巡り。この写真のミーシャは、先日発見された「白い狸」みたいです。いえ、ミーシャは顔がグレーだから、あの狸さんのほうがきれいでしたね。あの子は、目が黒くて、うちのトノサマガエルのエルと違ってアルビノではないらしいです。かわいそうに衰弱していて死んでしまったそうですね。すごく珍しく大発見だったそうなんですが。

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こぼれ種で育ってくれた千鳥草やカモミール・クロタネソウがどんどん育ってきて、去年の夏に傷んでしまった薔薇を覆い隠してしまいそうです。これからますます夏の暑さは大変な厳しさになって来るでしょう。こちら側の薔薇たちは掘り上げて半日陰の場所に移動できるように鉢植えにしなければ。庭仕事にはきりがありません。

春の庭と猫

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こんにちは。
昨日、ドイツで暮らす娘から「雪が降ってるよ。」と、うっすらと雪が積もっている野原の写真が届きました。この前の写真で一面のタンポポ畑だった所です。こちら日本ではさすがに雪は降りませんが、25℃超えの日があったかと思えば、冷たい雨がひどく降ったり気温がぐっと下がったり。穏やかに暖かくなっていく「春」はもうないのでしょうね。

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ずっと固い蕾のままだったつぼ型クレマチス「桐壺」が開いてきました。地植えしていたのですが、庭で育ち過ぎたタイサンボクやクスノキの根に負けてしまうので、去年掘り上げて鉢植えにしたものです。元気になってくれました。

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元気といえば、我が家の猫ミーシャはもう10才になりましたが、相変わらず元気で悪戯で、わがままです。いつも私が庭に出ると、一緒に出てしまいます。

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猫って必ずタイルやレンガのアプローチを歩きます。ミーシャもそうですが、時々我が家を訪れる野良ちゃんの貫禄たっぷりのシロクロ君も、茶トラ君(この子は飼い猫みたいです。)もみんな「わざわざそう行くの?」という感じで、近道しないでアプローチをきっちり曲がってのんびりと歩いていきます。

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この日は、この先どっちに行くのか迷ったミーシャ。
この頃、朝の時間に庭にミーシャがいるのは私にもちょっと嬉しいのです。というのも、たくさんの花が付いてくれたブルーベリーに、1羽、2羽とヒヨドリが飛んできて、花をついばんでしまうのです。
「せめて実になってからにしようよ。」と言っても鳥には通じません。ミーシャがのんびりアプローチを歩いてくるとさっと飛んで行ってくれるのです。

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実になってからの方がおいしいでしょうに。この花たち実になれるでしょうかねー。

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結局この日は左に曲がって、ここで私の草取りが終わるまで待つようです。
こうして久しぶりに写真に撮って見ると、すっかりおばあちゃんの顔になったミーシャです。

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ミニチュアダックスリリーと仲良くしていたころの写真を見ると、本当に年を取ったんだと思います。リリーは2022年、私の誕生日に亡くなりました。私たちがクレマチスのお店にいる間も、リリーに寄り添って過ごしていた頃の懐かしい写真です。

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庭は、毎日違う顔を見せてくれます。昨日まで葉っぱだけのイングリッシュブルーベルが、一晩の雨で一斉に咲き出したり、勿忘草やパンジーやビオラのホンワカ優しい雰囲気の庭が、ぐんぐん伸びてきた千鳥草やクロタネソウに覆われて、初夏の庭にあっという間に変わってしまったり。そして、庭仕事に「もうこれで良し!」ということはありません。でも、毎朝の庭の散策は(ミーシャも飛び出してしまいます。)植物の力にたくさんの元気を頂く、かけがえのない時間です。ね、ミーシャ。

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瑞龍寺と大安寺の枝垂れ桜

みなさん今晩は。
一昨日の終日降り続いた雨と昨日のひどい風。ようやく風も収まった今日「、桜は散ってしまったかも。」と半ば覚悟をしつつ、豊田市の瑞龍寺と大安寺に桜を見に行ってきました。どちらも枝垂れ桜です。

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まずは瑞龍寺(ずいりょうじ)から。
この鐘楼門をくぐって入ると、庭いっぱいに枝を広げた樹齢約390年の枝垂れ桜に出会えます。

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もう花は盛りを終えていましたが、この地にずっと根を張り枝を伸ばし、幼木からこれだけの大樹になるまで毎年美しい花を咲かせてきた老樹には、この瞬間が似合う気もしました。
足元に淡い淡い薄桃色の花びらを散らしてそびえる大樹には「厳かなもの」さえ感じます。

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去年この大樹に会いに来たのは「香嵐渓のカタクリ」を見に来た時でしたから、桜の花は「まだこれからが盛り」の時期でした。今年この時期に、花びらを風に任せて堂々と立ち尽くすこの老樹に会えたのは、それはまた嬉しいことだったと思いました。


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境内いっぱいに枝を伸ばし、花びらを散らす堂々たる姿の桜と別れて、もう一度鐘楼門をくぐり、石段を下りました。お隣の民家の敷地に咲く

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こんな愛らしい童女のような桃の花たちに見送られて、大安寺に向かいます。

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そしてこちらが、大安寺の枝垂れ桜です。樹齢約180年ですから、先ほど会ってきた瑞龍寺の桜の約半分の樹齢です。それでも、私たちの年齢をはるかに遙かに超えた大先輩です。

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清らかに流れる根羽川を挟んで、向かいには山の緑が続いています。

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川辺に桜が幾本か植えられていて、それらの桜を従えて、優雅にのびやかに咲く枝垂れ桜です。

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とても樹高があるので、見上げていて首が痛くなるほどです。
瑞龍寺の桜に感じたような「大樹の霊気」のようなものは全く感じません。明るく開けた場所だからでしょうか。この樹だって、180年もの長きに渡ってこの場所に立ち尽くし、色々なことを見てきたことでしょうね。

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おj地蔵様たちに見送られて帰って来ました。
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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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