春の庭2
昨日一日中降り続いた雨は、久しぶりのまとまった雨でした。乾燥しきっていた庭には恵みの雨。例年よりもハナミズキの花が小ぶりなのは乾燥のせいかなと思っていたので、庭の植物が生き返ってくれると思います。
去年の夏の暑さにひどいダメージを受けた「もみじ」もまた元気に赤い新芽を出してくれました。この「もみじ」は「血潮」という種類で新芽から鮮やかな赤い色です。ところで「もみじ」は紅葉する植物の総称でしたっけ。じつは、ドイツではここ数年「モミジ」がガーデナーの間で大流行、ドイツのガーデニング雑誌にもよ~く写真が載っています。それで、ずっと「モミジ、いいね。」と言っていたらしい婿のクリスが、引っ越したのを機会に鉢植えを買ったそうなんです。が、娘曰く「あれはカエデだね。クリスはモミジって言ってるけど。」と。「モミジ」と「カエデ」実は私もよくわからないのです。お恥ずかしい。また調べてみます。
ところで、この可愛いハートの形の葉を付ける木が「桂」です。前回では小さな新芽を出したばかりでしたが、今は葉が育ち可愛いハート型になってます。庭に一本だけシンボルツリーを植えるなら、私はこの桂の木をおすすめしたいです。今は「シマトネリコ」を植えるお宅が多いですけど。冬は葉を落として暖かい陽ざしを入れ、夏は青々とした涼しげな陰を作ってくれます。
植えてから3年の牡丹ももうあと少しで、あでやかな姿を楽しませてくれそうです。そのあとは薔薇たちの季節です。来月はあの見事な薔薇のお庭を見せて頂ける大府市の浅田さんの「メイガーデン」のお便りが届きます。もし、お近くなら是非脚を運んで頂きたいです。興味のある方はクレマチスにご連絡頂いても、詳しい情報をお知らせできます。