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嫁いで行く家具さんたち №3

アンティーク家具はその美しいデザインや材質の美しさ・貴重性から
「とにかくお部屋のどこかに置きたい」と思わず思ってしまいます。

ですが、このファイルキャビネットは他にはない機能性を認められて
お迎えしてもらえることになりました。

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私のずっと昔からの友人宅に嫁ぎます。
勿論、友人もご主人もアンティーク家具をとても気に入って下さっていて
ご主人が新築の際に、以前買って頂いたアンティーク家具が似合うようにと、
玄関の材質などをダークな色目の無垢材に変更されたと聞きました。

その間のいきさつなどは、「アンティークと暮らす」のテーマで
以前紹介させて頂きましたが、
今回のファイルキャビネット(楽譜入れ)は、
『カウンターの周りの小物を収納してスッキリした空間にする』
という使命をもって嫁いでいきます。

我が家もやはりそうですが、カウンターにプリンターを乗せてます。
そしてプリンターの周りには小物がいっぱいです。
コピー用紙、予備のインク、あるいは写真用紙。それに毎日届く
郵便物・ダイレクトメールなど印刷物。いるもの、いらないもの、とにかくたまります。
「それらをスッキリ、しかも出し入れしやすく収納する」
というのがこの家具さんの使命です。

お仕事をやめてからも、いろいろな「仕事」をタフにこなす彼女。
「2台めのプリンターを乗せて、コピー用紙を取り出しやすく、
家族の郵便物も収納して、すぐに取り出せる」ための家具。
なのです!

20190802_113341s-.jpg


「これを機に、いらないものを捨てて整理します。スッキリ生活
目指します。」と笑っていた友人。

今しばらく、ピンチヒッターで頼まれた「お仕事」でパソコンと睨めっこ
なのだそうです。それまでしばらくお預かりです。

彼女に触発されて、私も「これで仕方ないかな」と妥協している空間を
「スッキリさせようかな」と思い始めました。

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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